弟:なぜ公務員を目指したの?
姉:元々興味があったし、先輩が採用されたことで身近に感じられたから。それがきっかけでインターンシップに参加して目指そうと決めたよ。
弟:僕は高校で部活を教えてみたいと思っているから、公務員は視野に入れているよ。でも、スポーツ医学に関する仕事にも興味があるから、民間企業で働くことも考えているんだ。
姉:そうなんだ。私も民間企業への就職を考えていた時期があって、採用試験も受けたよ。
弟:民間企業と公務員とで試験に違いはあった?
姉:民間企業は会社によって試験内容や回数が違うと思う。私が受けた企業では、自己紹介動画を作成・提出する試験と面接が複数回あったよ。一方、公務員は筆記試験と面接が複数回だったな。
弟:どちらも面接が複数回あるようだけど、同じような内容だったの?
姉:民間企業では入社してからやりたい事をどの面接官にも聞かれたし、仕事と直接関係ない内容もたくさん聞かれたよ。公務員は志望動機などオーソドックスな内容だったな。求めている人物像に違いがあって、民間企業が求めるのは「会社に合う人物」、公務員は「一定の基準を満たしている人物」を求めているような印象だった。
弟:なるほど。僕が実際に就職活動するまでには時間があるから、しっかり研究しておくよ。
姉:自分がやりたい事を貫くのも大切だけど、採用する側が求めている事に対応するのも大切だと思うな。